【ゴーセン】カスタムエッジ バージョン2.0 タイプN 実打レビュー

「極限の振り抜きへ」って言うキャッチフレーズに魅せられて入手してみました。

個人的にはゴーセンは嫌いじゃなく、他のメーカーには無さそうな独自性とトレンドを掴んでラケットを製造してるように感じます。因み中国だとマニアックなファンがいてそこそこ人気があります。僕のよく行くお店でもインフェルノは置いてあったかな。

何はともあれ、ゴーセン史上最高の振り抜きと自負しているカスタムエッジ タイプNをレビューしていきます。ちなみ既にカタログ落ちしているので悪しからず。

公式スペック&テクノロジー

スペックを見る感じだと、打球感もラケットバランスもイーブン。硬くもなく、柔らかくもないと言った感じ。

3Uのみの発売で、28ポンドまで張れる点は高評価。因みにタイプKは26ポンドまで。

グラビタス辺りからコストの関係か、製造先の関係か、生産地がメイドインチャイナになってます。このタイプNはメイドインタイワン。

偏見はないけど、なんとなく台湾製のラケットは品質が良い感じがする。因みにビクターは最高峰モデルのみ台湾製。

使用している素材は、ハイモジュラスカーボン、M30、プレインウィーブカーボン。素材的には東レのM30とか、他のラケットと大きな違いはないかと。

個人的にゴーセンの品質管理が凄いなと思うポイントは塗装。数本過去に購入してるけど、他のメーカーに比べてダントツで塗装のクオリティが高い。ヨネックスとは比較にならないレベル。

公式サイトの動画でタイプNの特徴を外観出来ます。

フレームデザイン

ゴーセン公式ホームページから転機。

カスタムエッジタイプN スペック2

流体力学?の観点から設計したフレームですよ、と。正直ここらへんはヨネックスやビクターも当たり前のように研究してると思う。

業界最薄最細クラスのフレームとシャフト

下記詳細を参照。

カスタムエッジタイプN スペック3

2016年末頃に発売されたタイプNだけど、2019年になって振り返るとビクターは6.4mmシャフトだったり、ヨネックスのエクストラスリムシャフトでおおよそ6.6mmくらいのラケットが発売されてるから特に凄く細いわけでもないような。

実測スペック

所有している3U5を計測してみました。ウェットグリップ (AC108)+キズナのZ65 に、Yonexアンダーラップを2周巻いてます。

重量(3U5) 86.4グラム
バランスポイント 約311mm
シャフト経 6.65mm前後
フレーム厚 (12時) 9.45mm
フレーム厚(3時) 9.9mm

バランスポイントはグリップエンドから測定しています。

スウィングウェイトは見つかりますが、ユゲさんと違うマシーンの為割愛。3Uのみでイーブンです。

重量

86.4グラム(グリップ+ガット込み)。ヨネックスの4Uぐらいの重さかな。最近計測したナノフレア700の4Uより軽い。統一されてない重さの規格はやっぱり当てにならない。

IMG 4862

シャフトの太さ

1番細いところで6.65mm。塗装分の厚みが加わっているから未塗装の状態で6.5mmということでしょう。

フレーム&ラケット面

フレーム上部にかけて薄くなっている。厚さは平均的な10mm前後で、薄さに関しては手持ちのZストライクと比べるとほとんど変わらない。フレーム外周の溝が真ん中までしか入っていない点が惜しい。Zストやフォルティウス、ナノフレアみたいにきっちりジョイント部まで入ってたらもっと振り抜きが良かったと思う。

IMG 4844

実打レビュー

ガットはキズナのZ65を26ポンドで張ってます。ナノジー98, ビクターのVBS-66Nと同系統のガット。

タイプNを簡単にまとめると、「振り抜きはいいけど、手に響くラケット」。シャフトも硬すぎず、全体的にシャキッとしてて、弾きも悪くないラケットなんだけど。

先ずは打った感想から。

振り抜き

極限までの振り抜きをキャッチフレーズにしているだけあって、振り抜きは良い。ピシュと言った感じ。若干からくりがあって、フレームがオーラスピード90Sやアストロクス88Sに比べて若干短く小さい。実際に打った感じだと90Sの方が若干振り抜きは良い感じ。

もちろんほかのボックスフレームのラケットに比べたら振り抜きはグッド。フレーム外周の溝に関してもう少しこだわればもっと振り抜きは良くなったと思う。

パワー&トルク

スマッシュから。イーブンラケットに慣れてるから違和感は特にない。シャフトもシャッキリしているから硬くはないんだけど、高速で復元してくれてそこそこシャトルが走る。だけど、最大の難点が手に響き過ぎること。

このシャッキリ感、つまり感度が良くて、打った後に手のひらでブルンブルン響く。ショック吸収と切れ味のある打感のバランスをどうチューニングするのがメーカーの悩みだろうけど、ちょっとタイプNはあまりにも万人受けしないレベルでラケットが震える。

ドライブ。シャフトがしなって、復元力の速さを感じる。だからドライブはそこそこ打ちやすい。だけど、やっぱり手に響くんだよなー。

レシーブ。シャフトが柔らかいだけタイプKよりずっと楽にレシーブが出来る。

コントロール

クリア。ある程度フォームが出来ている人が打てばそんなに力を入れなくても気持ちよく飛ぶ。感度が良くて、全体的にシャッキリしててダルい感じがないからわりと精度の高いクリアが打てるかな。

カット類。ここは好み。個人的には若干ヘッドヘビーの方が、ヘッドの重さを感じてコントロールが付けやすいように感じる。だけど、タイプNは感度がいいからシャトルの頭を感じながら打てる。

ネット前。操作性は悪くないから、特にこれと言って欠点は見当たらない。

管理人の一言

2016年末に発売されたラケットで、当時のコンセプトとしては面白かったかもしれない。ただし、イーブンラケットは激戦区で色んな個性のラケットが勢揃いしてて、敢えてタイプNをメインとして選ぶかと言うと微妙。タイプKと違って特にこれと言って突出している点が無いように感じます。

最大の難点が手に響く打球感。硬くないガットで、高すぎないテンションで張ってるからラケット自体の設計と関係があるのかな。良く言えば、手に響くくらいの感度の良さ?

見た目はシルバーベースで聖剣感があって好きな人は好きかも。もしかしたら、22ポンド程度で、パワーがそこまでない女性や中学生が使ったら使用感はもっと違うのかもしれない。

どんな人に向いてるの?と聞かれたら、イーブンバランスなので万人向けラケットかなと言った感じ。特にダブルスがメインな人におすすめ。手に響く点を除けば、取り回しもいいし、シャフトも硬くないけどシャキッとしてて弾きも良い。

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