【ヨネックス】ナノレイi-スピード (NR-ISP) 実打レビュー

2015年に発売後、2018年に新色も発売されたナノレイi-スピード。Zスピードの敷居を低くした中級者モデル?としてそこそこ売れている様子。私感全開でレビューして行きます。

今回購入したのはCN版の3U5になります。

因みに、ナノレイi-スピードのコンセプトは「コンパクトフレームが振り抜きを高め、高速スマッシュが楽に打てる。」です。

公式スペック

ナノレイシリーズにはお世話になっいて、750以上のモデルは全て長期的に使用していました。素材はナノレイシリーズだけど、少し異質なiスピード。

スペックから見ると、3Uのみでテンションは24ポンドまでとアークセイバー11みたいなスペック。

しかし、推奨ストリングを見ると、ハードヒッターでBG66Fがおすすめになっている。こんなとこから考えるとやっぱりヨネックス側の設定では男性上級者向けモデルではない香りが。

このi-スピードのスペックはナノレイシリーズで使われているX-フラーレンとHMGカーボンを採用。

特に際立ったテクノロジーを使用しているわけではないので、割愛させて頂きました。

実測スペック

定番のウェットグリップ (AC108)+VBS-66N (Victor) に、Yonexアンダーラップを2周巻いてます。

重量 89.6グラム
バランスポイント 約295mm
シャフト経 6.8mm前後
フレーム厚 (12時) 9.5mm
フレーム厚(3時) 9.4mm

バランスポイントはグリップエンドから測定しています。数字が大きければ大きい程ヘッドヘビーになります。

スウィングウェイトはプロショップユゲさん を参考に。

重量

約90.0グラム(グリップ+ガット込み)。ヨネックスの一般的な3Uの重量。自分の持っているZスピードとほとんど変わらない。

ナノレイi スピード 6

シャフトの太さ

実測で約6.8mm。スーパースリムシャフト。ヨネックスで一番多く採用されているシャフト経。

ナノレイi スピード 2

フレーム&ラケット面

グロメット配置、フレームサイズ、フレーム厚ともにほぼZスピードと同じ。使用している素材や、充填剤が同じかどうかは不明。

ラケット面はグラビタスなんかと同じ、コンパクトフレーム。アストロクスシリーズや、アークセイバーなんかの一般的なサイズのラケット面を使っている人がi-スピードを持つと明らかに違いがわかるサイズ感。

ナノレイi スピード 3ナノレイi スピード 4ナノレイi スピード 5

塗装

僕が購入したのは旧カラーのブライトレッド。ホワイトとレッドをベースにブラックやグレーを混ぜて男性でも違和感のないカラーリング。ビクターの名作HX-80を思い出す。2018年に新色のブライトオレンジが発売。こちらはもっと力強いイメージで、ナノレイZスピードの旧カラーと酷似している。

実打レビュー

ガットは毎度お馴染みのVictorのVBS-66Nを26ポンドで張ってます。6.6mm系のガットでは非常にバランスの良いストリング。

一言で形容するのが難しいので、先ずはそれぞれの実打レビューから。

振り抜き

ラケット振り始めの初速は凄い。3U規格のラケットの中ではかなり上位に入る振り抜きかと。コンパクトフレームにトップライト寄りのバランスが組み合わさるとここまで振り抜きが良くなるんだなと。ただし、ボックスフレームなのでソード系ラケットとは少し異なる振り抜き感。

パワー&トルク

バランスが関係していると思うけど、Zスピードのような打球感とはほど遠い、わりと軽めの打球感。ヘッドライト寄りで、慣性が働きにくいから初速は速いけど力がシャトルに伝わりにくい。

だけど、逆に言えば力の弱い男性や女性は簡単に初速を上げられるから、ヘッドヘビー系のラケットで初速が出ないままで振り抜くよりかは、速いスマッシュが打てるかもしれない。

ドライブ。振り抜きと、硬すぎないシャフトのおかげで、コンパクトにスイングすると簡単に飛ばせる。

コントロール

コンパクト+厚めのフレーム故に面がしっかりしているので、ラケット面が左右にブレにくい。クリアが飛ばしやすいか?と聞かれるとノー。狭いスウィートスポットに当てて、インパクトの瞬間に力を集中させないと飛びにくい。

トップライト系ラケットに慣れている人であれば苦も無く左右にカットを打ち分けられるんだろうけど、僕はヘッドの重みを感じないのでタイミングをつかみにくく感じた。

ネット前はかなり速く手を出せる。ダブルスでのネット前はかなりアドバンテージがあるなと。初速が凄いから相手の球が少し浮いたらすぐ打ち込める。

管理人の一言

体力を温存する目的で購入したナノレイi-スピード。率直に言うと、力がある男性が使うとラケットの力を使って飛ばしにくいから逆に疲れる。打球感はほんのり硬め+軽め、ビチっとシャトルを叩く感じ。見た目は違うけど、ナノレイ800なんかに似ている軽さ。

だけど、i-スピードにしかない特徴もある。それは「振り抜き」。コンパクトフレーム+ヘッドライト、この組み合わせは凄い。特にダブルスの前衛では大きなアドバンテージになる。ただし、コンパクトフレーム特有の打ち損じやすいっていう欠点もあるからダブルスメインの人に凄いおすすめ出来るわけでもない。

シャフトは柔らかめだけど、ヘッド軽くラケットを振る、しならせる感覚を掴みにくいので初心者にはお勧めしない。ある程度打てるようになった、女性プレーヤーや中学生にお勧め。ラケットヘッドの初速が速くなって、人によってはスマッシュスピードが上がると思う。

僕はある程度打てる女性プレーヤーにはやや軽量のヘッドヘビーラケットを勧めているんだけど、ミックスメインの女性プレーヤーなんかがナノレイi-スピードを使えば結構面白いかもしれない。シングルを打つ場合はやっぱり慣性をもっと使えるラケットの方が色んな球を打ち分けやすいかな。

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